幻の太平洋戦争

ミッドウエイ海戦で空母4隻を失った日本陸海軍は、その指揮系統を一本化するため、画期的統合を図ることとなる。



  1、超巨大空母建造。

既存の戦艦をすべて連結合体し、漂流島ともいうべき巨大航空母艦を建造するというものである。
総重量50万トン(予想)
46センチ砲 18門
41センチ砲 48門
15センチ砲 20門
14センチ砲 60門
10センチ高角砲 100門
各種機関砲 300基


戦闘爆撃機 4式重爆 飛龍 700機

戦闘機   4式戦  疾風 700機

対潜攻撃機 東海      100機

飛行甲板  4本 三層式
 上段 戦闘機 
 中段:爆撃機・戦闘機
 下段:爆撃機

速力 10ノット



   作戦大要

1、初動作戦として、インド方面イギリス艦隊を撃滅、かつ陸軍兵力10万の上陸作戦、インド攻略。
戦艦を除く連合艦隊のすべてを投入。
2、連合艦隊はイギリス艦隊を駆逐後、南太平洋地域へ展開
3、新戦艦空母ができるまで、持久戦。


戦艦はすべてドック入りとなるが、戦局的には戦艦はほとんど活躍せず、海戦ではほとんど敵艦載機の引付役となって随時沈没している。
艦砲射撃はガダルカナルの飛行場砲撃においてのみであり、それさえも翌日には修復され稼動している。
弩級戦艦の大和・武蔵は主要海戦に出ず、まったく無用の長物であった。

活躍したのは残存空母と巡洋艦、駆逐艦であり、
いっせいに引き上げるのは可である。

新空母搭載機を飛龍と疾風のみに絞ったのは、
4式重爆 飛龍が戦闘、急降下爆撃、雷撃すべてをこなす優秀機であったからである。
検索結果からですが、爆撃機のくせに運動性能は戦闘機に引けを取らず、爆弾未搭載であるなら、曲芸飛行も可能であったという。

ゆえに、戦闘機をつけず、飛龍のみで攻撃隊を編成、出撃、敵戦闘機が優勢なら、一部が爆弾を捨てて戦闘に参加するという運用もありえたと思われる。

航続距離3800キロというのも戦闘機としては有利であり、敵がガス欠になってからもまだ余裕を持って空中戦を行えるという利点がある。
上空警戒として長時間艦隊上空に上げておくことも可能である。

馬鹿でかい戦闘機なので搭載機数は少なくなるが、局面において、戦闘班、攻撃班の割合を変えられる利点を持つ。

疾風は日本の最優秀機であり、500キロまで爆弾が搭載可能なので、急降下爆撃機としても使える。

欠点は整備不良などからくる稼動率の低さであるが、十分に訓練された整備士を用意すれば、運行可能であろう。

来る出撃に備えて、空母搭載機の確保と搭乗員の訓練、整備員の訓練等を行い、万全の体制を期した。

重要なのは、持久戦において、パイロットの消耗を抑え、パイロットの練度を高めることが求められた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

access